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眠るリセットが仕事に良い影響を与える

フリーランスとして働くようになって、ずっと夜型の生活を続けていました。

 

30代・40代前半は、体力的にも無理が効く身体だったし、無理をしてでもビジネスのベースを固めたかったからです。

 

クライアントも既婚女性が多かったこともあって、1日の家事や育児から解放される22時以降の質問や報告の連絡ラッシュが続く。そうなると「せっかく頑張っているんだから…」と、私もペースを合わせてしまう生活。場合によっては、朝方までやり取りが続くこともありました。

 

睡眠や身体のことを考えると、この生活パターンは良いはずがない。

 

私は、自分の生活パターンを改めることにしました。

夜型の生活から朝型の生活へ

夜型の生活パターンに慣れてしまっている身体を朝型につくり替えていくために、私はまず「夜に眠くなる身体」をつくっていくことにしました。

 

21時までに入浴を済ませ、眠るための準備を開始する。眠くなるように照明を暗くし、心を落ち着かせるためにアロマを焚く。「仕事」を忘れるための気分転換として、好きなTVドラマや映画を観ながらセルフケアのマッサージを習慣化しました。

 

眠るために、工夫や努力を費やしたのは初めて。始めた頃は、それでも夜に眠ることが難しかった。

 

「眠らなきゃ…」と思いながら、時間だけが過ぎていく。明け方になり、眠れないことに焦る。努力しているのに…、工夫しているのに…、なぜ眠れないの?と考えてしまう。

 

そんなふうに、自分で「眠ること」にプレッシャーをかけていたのだから、眠れるはずもない。そんな自分に気づき、それもやめました。

 

夜に眠ることを諦めず、「明日頑張るためにも、今日はありがとう」と思いながら、疲れきっていた自分の身体を愛おしみ、毎日マッサージを繰り返すようにしました。

 

そんなことを続けていたら、血の巡りが良くなったようで、自然に眠気が訪れるようになってきました。どうやら、自分が思っていた以上に、夜型の生活は、心と身体に負担をかけていたようです。

 

自分が満足できる仕事のベストパフォーマンスは、クリアな思考とアクティブに動ける身体が必要。そして、それは健全な眠りから生まれる。

 

1日1日で疲れをリセットできないのなら、心にも身体にも「負」が溜まっていく。

 

夜型の生活から朝型の生活に変えることは、私にとっての必要なリセットタイムを手に入れることであり、私のこれからの人生に影響する大きな変化でした。

眠り
上平薫里コラムサイト「眠るリセットが仕事に良い影響を与える」

代わりがいないフリーランスだからこそ、自分を大切にする

フリーランスで働くということは、いつでも、どの時間帯でも仕事ができる自由があり、その分、プライベートと仕事の境目がなくなります。

 

自由なスタイルで働けるフリーランスに憧れを抱く人は多いのですが、自分で自制できない性格の人には難しい面もある。プライベートと仕事の境目を見失うからです。

 

この境目を見失うと、仕事をしているつもりでも集中できていないので、効率も悪い。ぼんやり仕事をしてしまい、「仕事をしているつもり」の時間が大半を占めていく。

 

1日を振り返り、「あれ?あれも、これも出来ていない…」と、次の日に持ち越すタスクが増え、自己嫌悪に陥り、自信を失い、無理を繰り返す。

 

その先はご想像通り、病気になったり、ダウンしたり、仕事が止まってしまう状態になってしまうのです。

 

代わりがいないフリーランスの仕事だからこそ、「仕事に穴をあける」は、ご法度。信用を失い、次の仕事は来なくなる。

 

フリーランスの負の連鎖です。

 

負に連鎖を断ち切るためには、ONとOFFの切り替えを大切にする。休むときにはしっかり休み、心と身体をリセットする。これは当たり前のことだけど、長く好きな仕事を続ける秘訣だと実感しています。

 

1日の時間は、誰にでも等しく24時間。

 

この24時間を「どう使うのか…」を自分で調節して、ベストパフォーマンスで仕事に挑む。

 

簡単なようだけど、フリーランスには難しい課題なのかもしれない。

自分にあった生活ペースをつかむ

人によっては、夜型生活と朝方生活で仕事がしやすい時間帯は違うと思います。

 

人はどうあれ、自分にあった生活ペースを見つけると仕事の効率が変わってくるのです。

 

また、年と共に、今まで大丈夫だったものがダメになるケースもあるので、ときどき自分を見つめ直すことも必要です。

 

私の場合、夜しっかり眠り、朝起きる生活になると思考がクリアになり、仕事に良い影響を与えました。「眠り=リセット」のサイクルが上手く機能したと思います。

 

仕事のベストパフォーマンスを保つために、夜しっかり眠り、1日をリセットするというサイクルを、これからも続けていきたい。

 

 

 

written by 上平薫里