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環境を変えて展開軸にしていく

子供の頃から過剰なビビりっ子体質である私は、本来、おうち大好きな引き籠り傾向の生活パターン。

 

新しい場所や環境に慣れるまで、かなりのエネルギーを消耗してしまうので、慣れ親しんだスペースでのルーティン生活の方を優先する。楽だし、安心するので疲れないからです。

 

普段の仕事や行動・キャラクターのイメージが「アクティブ」「エネルギッシュ」と思われているので、「そろそろ、ビビりっ子キャラづくりは辞めたら?」などと辛らつに言われるくらい、私の真の姿は、誰にも信じてもらえない。

 

年を重ねて大人になっても、できることならチェーン店やいつものお店で過ごしたい…と思ってしまう。

 

こんな調子で過ごしていたので、大阪から東京に移転してきて3年も経つのに、東京の名所やおしゃれなカフェも、ほとんど知らないままなのです。

 

ルーティンの引き籠り生活は安心感という面では抜群の働きなのだけれど、必然的に行動範囲が狭まるし、気分転換も難しいので、ときどき自分の中で「チャレンジ月間」を定めてルールをつくり、新しい場所やお店開拓を試みることにしています。

リセットタイムとリセットスペース

その日は銀座で2つの予定があり、空き時間が3時間ほどありました。

 

いつものルーティン生活なら、このパターンで持参する持ち物は、決まって相棒のノートパソコン。たとえ荷物が重くても安心感を優先するために持ち歩く。

 

私の安心アイテムと共に、いつもの決まったカフェとメニューで過ごすことで、ビビりっ子には無駄なエネルギー消費がなく、疲れないのからです。

 

※ 一種の病的な感覚だと、ちゃんと自覚しています(笑)

 

しかし、この「チャレンジ月間」においてのルールは、いつもと違う行動を自分に課してるので、安心アイテムは家に置いておき、その代わりに愛用のノート・ラッションペン・付箋・ボールペンをカバンに忍ばせます。

 

新しいお店というだけで慣れるまで少し居心地が悪いので、できるだけ居心地のいい場所を開拓したいと願いながら探すのです。

 

入店してみて、理想と違っていたときのガッカリ感は、とても疲れる原因になるので慎重に選びたいのです。

ラッションペンとノート
上平薫里コラムサイト「環境を変えて展開軸にしていく」

そんなチャレンジ月間のときは、私にとってのリセットタイムの位置づけになっています。

 

今までの概念の外側の世界を取り入れると見方が変わる。いろんなことがクリアになってくるし、このリセットタイムが上手く働くと、アイデアもどんどん湧いてくる。ワクワクしてモチベーションも上がる。

 

そんな時間を過ごすにはスペース選びも重要で、そのポイントは、

 

・ 静かに過ごせること

・ 窓際で景色が見渡せること

・ できれば2階以上の地上から離れた階

・ 音楽は落ち着くボサノバがベストチョイス

・ 調度品はソファよりも、スタイリッシュなテーブルがいい

 

なんていうふうに、スペース選びには私なりのこだわりがある(笑)

 

基本的にノートDAYのときは、頭の中にあるアイデアを視覚化するための時間にしているので、リセットスペースとしての「居心地の良さ」は重要なポイントなのです。

HAPPY SCIENCE GINZA book cafe

訪れたのは、銀座にある新しいカフェ。

「HAPPY SCIENCE GINZA book cafe」

 

1階・2階の店舗で、ドリンクをオーダーして2階に昇る。

 

こじんまりとしたお店だけど、店内は比較的明るく、大きな本棚に本がずらりと並ぶ。バックミュージックは、ナイスチョイスのボサノバが流れている。

 

イマドキのご時勢なので、電源があるのがありがたい。

 

私は迷わず窓際の席を陣取る。

ひとりで考え事をするには、ゆったりとした窓の外の風景も必需品だと考えるからです。

HAPPY SCIENCE GINZA book cafe
上平薫里コラムサイト「環境を変えて展開軸にしていく」

最近、こういったBook Cafeが多いのが嬉い。

図書館をイメージするからなのか、どこでも割と静かで過ごしやすい。

 

こだわりが強い私には、選びやすいリセットスペースです。

HAPPY SCIENCE GINZA book cafe
上平薫里コラムサイト「環境を変えて展開軸にしていく」

成長と変化に見合った環境を大事にする

東京移転前から、出張の際は銀座のレンタルスペースを利用していました。

 

他の場所よりは慣れていないわけではないけど、私にとっての銀座は、敷居が高くて馴染めなかったのです。居心地よく過ごせる場所に、なかなか出会えないでいました。

 

きっと、お店の数も種類も、訪れる人の数も、私には多すぎるのです。ビビりっ子体質の私が、勝手に「銀座」という街に気後れしていたのだと思う。

 

自分が成長したり、心が変化したのなら、それに見合った環境に身を置く。そして、そこを展開軸にして、また先に進む。

 

行動範囲を広げ、新しい場所や人と出会い、そこから生まれる感覚を大事にしたい。

 

きっと、それは私の中で消化され、「私」の一部になって広がっていく。

それが、これからの私を創っていくことだから…

 

 

 

written by 上平薫里